何かを否定する事はとても簡単な事だけど、
否定をするという事は可能性を捨てるという事。
可能性を捨てるという事は、未来を見ないという事。
悲しいというか、なんというか"暗い"。
未来がないと人は生きられない。
僕は何かを否定するということがなかなかできなくて、いつもモヤモヤしていた。
そんな時、ある人に出会いその人がこう言っていた。
「何か議論されるものがあるとする。
ここでは被告人しよう。
そしてその周りには3人の人間がいる。
1人は検察官、”それ”の悪い面をみる人。
1人は弁護人、”それ”の良い面をみる人。
1人は裁判官、”それ”を公正にジャッジする人。
君がそう思うなら君は弁護人になれば良いんだよ。
世に検察官はたくさんいるから。
だから僕もこっち側にいる。」
もちろん間違っている事、というか良くない事はあると思うし
決してそれを否定している訳じゃない。
物事を一方から見てただ安心していたいという訳でもない。
こうじゃないから、次はこれを試してみよう、といった形で、
前に進んで行く事もごくごく当たり前の事だと思う。
ただ僕は今までずっと”居心地”が悪かった。
自分の”立ち位置”というか”スタンス”というのが、
確立できていなかった・・・のかも知れない。
でもこう言ってもらえて、
「僕は”弁護人”でいても良いんだな。」って、
ただそう思えて、救われた気分になりました。
田家さん、どうもありがとうございます。
近況
UNISON SQUARE GARDENのライブを撮りに、
代官山UNITに行ってきました。
TokyoBootleg Vol.19と言う国産ロックのみのDJ&ゲストライブイベントで、
とにかくお客さんがみんな楽しそうだった。
こんな中でライブをやれるなんて”幸せだな〜”って。
羨ましかったです。
ライブ終了後にみんなとビールを飲んだんだけど、
「なんでこんなにビールが美味しいのかっ!?」て話に。
何故だか自分にとって不完全燃焼な日のビールは美味しくない。
ビールの味は変わっていないのに、何がビールを美味しくするのか?
結局僕らに答えは判らなかったけど、
でも僕が思うには、
もっと深い所で本当は自分がわかってるんじゃないのかなって。
要するに自分が自分に満足しているかどうか?なんじゃないのかなって。
だから「毎日おいしいビールが飲みたいね」って言って別れました。
斎藤君、田淵君、鈴木君、ありがとう。
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