2009年9月15日火曜日

救う人


何かを否定する事はとても簡単な事だけど、
否定をするという事は可能性を捨てるという事。
可能性を捨てるという事は、未来を見ないという事。
悲しいというか、なんというか"暗い"。
未来がないと人は生きられない。

僕は何かを否定するということがなかなかできなくて、いつもモヤモヤしていた。
そんな時、ある人に出会いその人がこう言っていた。

「何か議論されるものがあるとする。
 ここでは被告人しよう。
 そしてその周りには3人の人間がいる。
 1人は検察官、”それ”の悪い面をみる人。
 1人は弁護人、”それ”の良い面をみる人。
 1人は裁判官、”それ”を公正にジャッジする人。

 君がそう思うなら君は弁護人になれば良いんだよ。
 世に検察官はたくさんいるから。
 だから僕もこっち側にいる。」

もちろん間違っている事、というか良くない事はあると思うし
決してそれを否定している訳じゃない。
物事を一方から見てただ安心していたいという訳でもない。
こうじゃないから、次はこれを試してみよう、といった形で、
前に進んで行く事もごくごく当たり前の事だと思う。
ただ僕は今までずっと”居心地”が悪かった。
自分の”立ち位置”というか”スタンス”というのが、
確立できていなかった・・・のかも知れない。

でもこう言ってもらえて、
「僕は”弁護人”でいても良いんだな。」って、
ただそう思えて、救われた気分になりました。
田家さん、どうもありがとうございます。


近況

UNISON SQUARE GARDENのライブを撮りに、
代官山UNITに行ってきました。
TokyoBootleg Vol.19と言う国産ロックのみのDJ&ゲストライブイベントで、
とにかくお客さんがみんな楽しそうだった。
こんな中でライブをやれるなんて”幸せだな〜”って。
羨ましかったです。

ライブ終了後にみんなとビールを飲んだんだけど、
「なんでこんなにビールが美味しいのかっ!?」て話に。
何故だか自分にとって不完全燃焼な日のビールは美味しくない。
ビールの味は変わっていないのに、何がビールを美味しくするのか?

結局僕らに答えは判らなかったけど、
でも僕が思うには、
もっと深い所で本当は自分がわかってるんじゃないのかなって。
要するに自分が自分に満足しているかどうか?なんじゃないのかなって。
だから「毎日おいしいビールが飲みたいね」って言って別れました。
斎藤君、田淵君、鈴木君、ありがとう。

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